美品 契沖全集 全十六巻セット

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契沖全集 全十六巻セット定価91900円江戸時代中期の国学者、契沖の著作。昭和48年から51年にかけて発行されました。義母が若かりし頃に全て新品購入したものです。日焼けしないようカーテンのついた本棚で大事に保管されていたので、45年以上前の本としては状態はかなり良いです。外箱には若干の経年劣化はありますが、シミや傷など少なく綺麗です。中身も日焼けなどのダメージ少なく書き込み等もありません。一冊4600〜8800円と高額な本でトータル10万円近いお品ですが、当時の物価から考えるとさらに高価であったはずです。保存状態が良く美品ではありますが、古書ですのでご理解の上ご検討お願い致します。また十六巻全てを検品することは困難なため、わずかなダメージ、汚れなどはご容赦下さい。他にも武田祐吉著作集(全八巻)も出品しております。ご興味ございましたらご覧下さい。【契沖】 寛永十六-元禄十四(1640-1701)本姓下川氏。尼崎藩士元全の子。祖父は加藤清正の重臣であったが、加藤家は父の代で没落し、下川家も禄を離れた。幼くして大坂今里の妙法寺に入り、十三歳の時に剃髪。高野山で十年ほど修行した後、大坂に帰り、生玉の曼陀羅院の住職となる。のち寺を去って放浪の旅に出、三十歳頃、和泉の名家伏屋(ふせや)家などに寄食、この間和漢の典籍を読破したという。四十の歳に大坂に戻り、再び妙法寺に入って住職となる。のち高津の円珠庵に隠居して多くの著述を成し、元禄十四年一月二十五日、六十二歳で没した。妙法寺の住持をしていた頃、徳川光圀の知遇を得、下河辺長流の後任として画期的な万葉注釈書『万葉代匠記』を執筆、その後の国学者たちに大きな影響を与えた。また万葉集研究から派生した課題として仮名遣の解明に取り組み、『和字正濫鈔』によって歴史的仮名遣の基礎を据えたことも大きな業績であった。歌集に『自撰漫吟集(延宝集)』『漫吟集』など、古典注釈書に『古今余材抄』『勢語臆断』『源注拾遺』『新勅撰評註』『百人一首改観抄』などがある。他に歌枕研究等でも先駆的な仕事を残した。今井似閑・野田忠粛・海北若冲らを門人とした。
カテゴリー:本・音楽・ゲーム>>>本>>>文学/小説
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